2005年03月24日

個人情報保護対策

4/1から本格的に施行される個人情報保護法。タイムリミットに向けて各企業がやっきになって対策を講じている。我が社でもいろいろとトップダウンで指示が出ている。まずPC端末の持ち出しの禁止。そしてPC端末のディスクの暗号化の実施。会社貸与の携帯電話端末の管理徹底。リモートアクセスの禁止。などなど、ありとあらゆるものを禁止、抑制して情報漏洩に備えている。
ただ、実際の現場はどうだろうか?

このスピード時代、客先でPCがなければ仕事にならない。勘定奉行か何かのCMでもあるとおり、客先でPCを使って社内とやりとりして決裁を待つ。かたや「社に戻ってなるべく早期のご回答を」などと言っている方はその場で勝負あったというもの。リモートアクセスを禁止されてはメールも読めない。そこで代替策として導入されたのが携帯電話で社内のメールサーバにアクセスするというもの。ただし添付ファイルが読めなかったり、メールを読む以外の決裁文書の作成などができないなど融通が効かない。これら多くの不満が蓄積し、仕事に対するモチベーションが低下していくということが十分にあり得るのだ。
とはいえ、効果的な施策もないこともない。たとえばPC端末の暗号化は、確かに暗号化、復号化の処理によりPCの処理能力は低下するが、それを防ぐためにメモリを増強し対策を講じた端末であれば、万が一PCの盗難に合った場合でも多少なりとも言い訳の材料となりうる。ただ、この暗号化ソフトがくせ者で、インストール自体に手間がかかったり、OutlookExpressなどのメーラが保存されている場所がデフォルトで暗号化されなかったりといろいろと導入に問題をかかえており、インストールの徹底が不十分であったりする。と我が部署では他社製(某SソフトのH文という製品)を導入しているが、このような問題に直面しているが、他部署で導入している自社製の暗号化ソフトはインストールが楽で手間もあまりかからない。簡単に導入できる暗号化ソフトとして是非他社にもおすすめしたいぐらいであるがあまり売れてはいないようだ。持ち出し制限がないとか、自己解答型暗号化ファイルが作れなかったり機能がいまいち中途半端だからかもしれない。ただ、高度な機能は利用しない、とりあえず個人情報保護法対策として導入という面では本当におすすめである。アマゾンで取り扱っていればアフェリエイトできるのに。(^^;
あと携帯電話の管理。これは会社のものであるからきちんと管理するのは当たり前。小さいものなのでなくしやすいのはわかるが、無くした場合に備えてダイヤルロックをかけるなどの策は必要だろう。
4/1に差し迫った今、これらの対策を十分に実施することはもちろん、なにより社員自体の危機管理意識を徹底することがもっとも重要であろう。

●今日の通勤
00分辻堂着席 うつらうつら

■昨日のhina
寝る前に大泣き。パパのバイキングに乗車中に就寝。夜中にまた大泣き。




taka7107 at 08:11│Comments(0)TrackBack(0) お仕事 

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