2006年08月31日

Outbound Port25 Blocking(その1)



パソコン・携帯電話ユーザーのための迷惑メール撃退法

足早に帰宅して、とっととシャワーを浴び、パソコンを取り出し、ロケフリを立ち上げる。う〜ん、テレビ大阪、ちがう、サンテレビ、ちがう、テレ朝、おぉ、やってたやってた。阪神VS中日の天王山第2戦。これを見ずしてなんのために苦労してロケフリを設置したことか。。。それにしても長い試合。9回の2アウトでもうあと1球のところであの藤川が打たれてしもた。ガックシ。(-_-メ)そのあとは決め手を欠いて結局延長12回でドロー。なんとも見るほうが疲れる試合でした。
さて、迷惑メールの話し。かつていろいろと迷惑メール対策その●として連載してきたシリーズも一応の完結をして、その効果があってかめっきり少なくなった迷惑メール。我が社にも遅ればせながらやっと迷惑メール対策フィルターなるものが導入されるようだが、そんなもん今となってはどうでも良い話。あほなフィルタエンジンで正しいメールを誤認識しないかだけが心配である。こういった形で企業の中でもやっと取り組みがなされる中、もちろんインターネットプロバイダーも対策をいろいろと考えている。もっとも有名な対策がOutbound Port25 Blocking(通称OP25B)という対策。

一般的にメールを送信するのに使うSMTPというプロトコルは25番のポート(通信回線のようなもの1〜65536まである)を使って通信をするのだが、今のSMTPの仕組みでは
Aさんのメールソフト【AMC】→(25)→Aさんのプロバイダのメールサーバ【AMS】→(25)→Bさんのプロバイダのメールサーバ【BMS】→(110)→Bさんのメールソフト【BMC】
となっていて、AMCとAMSの通信とAMSとBMSの通信が同じ25番のポートを使っているのだ。
たいていの迷惑メール作成者はこのAMSに代わる、自前のメールサーバを持っていて、BMSに対して一方的に大量の迷惑メールを送りつけると言うのが手口。なのでこのプロバイダとプロバイダの間でサーバ間以外の25番ポートを閉じてしまえというのがこの対策。
多くのプロバイダで採用されだしたこの手法、昨日ケイ・オプティコムの個人向けインターネット接続サービス「eo」でも9月25日から採用すると発表。これにはちと問題が。
うちの光風台の実家ではeo光を利用しているがメールはフリーのYahoo!Mailのアドレスを使ってもらっている。これはプロバイダがどう変わろうが、そのことで相手に迷惑をかけることなく一生使い続けることができるアドレスということでポータビリティを持たせる意味でもこれが最善だと考えるからだ。ただ、これには今回問題が発生する。当然メールを送信するにはYahoo!MailのサーバにはSMTPの25番ポートで通信するのだが、この25番ポートをブロックされてしまうと送信できなくなってしまう。メールクライアントからの25番とメールサーバからの25番を区別してくれるフィルタリングであれば問題ないのだがそんなもの容赦なくブロッキングする仕組みなので根本的に対策を打たなければならない。
とりあえず9月の対策としては「eoのサーバを利用せずに、ケータイアドレス向けの25番ポートSMTPのみ」とあるのでひょっとしたら問題ないのかもしれないが、今後この規制が強くなることはあっても弱まることはないだろう。さてとリモートで接続して対策しよっと。続きはまた。

●今日の通勤
02分 辻堂着席


taka7107 at 08:07│Comments(0)TrackBack(0) 困ったぞ 

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