2008年03月08日
花粉症の薬をジェネリックに切り替えるために

会社の健康保険組合から最近やってくるようになったジェネリック医薬品使用推進運動のお知らせ。ジェネリック医薬品に切り替えた場合にどれくらいの薬代が節約できるかと言うのを去年の同月に利用した薬をベースにこれに切り替えたらこれぐらい安くなりますという金額と、切替薬の提案をしてくれる。そりゃあ、安くなるに越したことないので今年の花粉症薬からさっそく取り入れてみようと、いつものかかりつけの耳鼻咽喉科に相談をば。
さっそくジェネリックと切り出すと、意外のほか、反応がよろしくない。ジェネリックとはいえ、あくまでも別の薬。今の自分の体質にあっている薬を変えるというのは医師としてはすすめられないとのこと。まぁ、そりゃ僕も医師であればそういったかもしれませんな。とはいえ、患者にとっての薬代はかなりの負担。それを考えれば「一度試してみてだめだったら戻しますか?」ぐらいの提案ができないのかなぁとも考え、逆に変に製薬会社との癒着・密着がありゃしないかい?と闇の世界を疑ってしまう。
それでもなんとか処方箋を書いてもらって、薬局に。ところがこの薬局でも問題が。
ジェネリックで提案されている薬がどうも取り扱いがないようで、とりよせになりそうとか、調査をしないとダメとか言われてしまった。その日に薬が入らないのは死活問題なのでとりあえずは前の薬のままで継続することに。なんだかんだ言って取り扱いが少ないのであればやはりそう簡単には切替ができないってことですかいな。
ちなみに一番金食い虫の薬はというと
アイピーディカプセル100 100mg
これをジェネリックにすると
トシラートカプセル100mg 東和薬品
で薬代の25%ほど削減できるという。
ところがどっこい取り扱いの少ない東和薬品。なんとかしてくださいませ。
●本日の薬
・クラリスオマイシン錠200 「MEEK」200mg
→細菌による感染症の治療に用いる薬
・セループカプセル50mg
→胃薬、クラリスオマイシンを和らげる
・アイピーディカプセル100 100mg
→まさに花粉症の薬