2012年02月18日

システム管理者の育成が課題

金曜日が大変だった。午前中、お客様設備関係でトラブル対応が発生し、午後は別件のトラブル対応、それでもってノー残業デーにもかかわらず残業している時になんと社内システムでトラブル発生。一日3件も対応しなきゃいけないのかと思うとほんとブルーになった。まぁ、最後の1件はお客様設備でもないし気分的にはある程度楽ではあるのだが、それでも共有のファイルサーバでのトラブルというかなり重要度の高いトラブルだ。うちのメンバーはお客様設備の保守も担当しなければいけない上、社内のというか、部内のファイルサーバの管理、つまりはシステム管理の業務も担当している。そもそも、この二足のわらじ自体にも無理があると思っているのだが、若手にシステム管理をさせるといううちの部署の意味の分からない慣習によりこのようなことになってしまっているのだ。
それにしても、今回のファイルサーバトラブルでひさびさにサーバの管理業務に触れることがあった。状況としてはWindowsの定期パッチを適用し、再起動したところ極端に動作が重くなったと言う現象が発生したのだ。タスクマネージャーなどで確かめるもCPUもメモリも対して利用されていない。唯一気になる点で言えば、ディスクアクセスが頻繁であると言う点。I/Oまわりがおかしいのだ。HDDのランプを見てみると、1台緑色の点滅しているHDDがある。アレイコンフィグレーションユーティリティを覗いてみるとやはりArrayの再構築中というステータスになっている。どうやら、HDDの不具合によりアレイの再構築がはしってしまったようなのだ。結局これを発見するまでに1時間ぐらいかかったことが問題。今の若手社員はこういったトラブル経験がないため、どのように解析していったらいいのかの勘所がないのだ。かといって、私みたいに現役を離れてしまったシステム管理者ではあまり役に立てないことが多い。今回はたまたま昔の勘所があたっただけ。本当はもう少し中堅社員がワンツーマンでこういった経験則を伝えてあげるのがいいのだろう。システム管理者の育成。ほんとなやましい課題である。


taka7107 at 23:10│Comments(0)TrackBack(0) お仕事 

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