2012年05月15日

リーガル・ハイ




この前のハマスタでのこと。ビールの売り子と買い手のかけあい。「ねぇちゃん、そのビール冷えてるか?」「あっ、はい」まぁ、ここまでは普通のやりとり。「うまいか?」「あっ、はい」「ほな、こうたろ」なるほどねぇ、そうきましたか。このやりとりはさすが、虎吉というか、関西人のノリやね。周りは爆笑。次はどんな声のかけかたをするのか皆興味津々であった。
さて、ドラマの話。最近もっともはまっているドラマが表題のリーガル・ハイ。ちょっと変わった、それでも裁判では負けたことのない超優秀な堺雅人演じる弁護士(古見門)と、そこで働く新垣結衣演じる女性弁護士のお話。ネタバレになるので見ていない人は読まないほうがよいが、前回のお話はマンション建設に関わる示談のお話。始まりは、マンションを南側に建てられて、日当たりが悪くなるので反対運動を起こす、母親からスタートする。どう考えても、そのマンションを建設するゼネコンが悪徳企業に見える展開で、古見門が弁護につくのはゼネコン側。弁護士として依頼人から受けた仕事をたんたんとこなすことが弁護士の仕事でそれ以上でも、それ以下でもないという割り切りなのだが、それが解せず、弁護士は正義をつらぬくべきだと主張する新垣との対立が描かれる。示談交渉での古見門の嫌みなまでもの相手のたたきっぷりがすがすがしくて気持ちがいい。新垣に諭すのも、真「の正義など特撮ヒーローものと少年ジャンプの中にしか存在しない」という名言もこれまた痛快。全くのそのとおりで、プロであれば、依頼人から受けた仕事を120%の期待に応えて返すのが当たり前。それをモノの見事にいいあてている。ただ、相手方の弁護士は新垣同様に正義に満ちあふれているから引き受けたということであるが、結局は依頼人も正義なんてどうでもよく、自身の示談金さえ多く確保できればというお金という尺度での論争になるわけだ。仕事を自己満足でやってはいけない。この教訓はもっともだし、それをこれだけ痛快に分からせてくれる(とはいえ、これを見ても古見門の考えは間違っているという意見もあるでしょうが)このドラマは奥深いなぁと思った。まぁ、単純に古見門のキャラ的におもしろすぎるって表面的なところが一番好きなところではあるけどねぇ。。。

taka7107 at 07:55│Comments(0)TrackBack(0) テレビ 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
コロプラ
クリックしてね
QRコード
QRコード
ここから買ってね(楽天)
あわせて読みたい