2012年11月22日

九州観光列車の旅(その6) 指宿のたまて箱(いぶたま)

もうひとつ、観光列車に乗車したことを忘れていた。その名も「指宿のたまて箱」なんともかわいらしい名前で、まさにあの浦島太郎の昔話をモチーフにした特急列車だ。終着駅の指宿までに途中に喜入しか停車しないというまさに移動が目的と言うよりも、観光および車内でのくつろぎを重視した観光特急なのだ。
鹿児島中央への入線から見てしまうとネタバレするのであまりおすすめしないのだが、まぁ、写真撮影という意味では時間のある時にやったほうがいいだろう。列車がホームに停車して、降車する際に、ドアの上部からミストが吹き出てくる。要は玉手箱を開けたときのあの白い煙を意識しているのだ。う〜ん、こんなアイディアよくかんがえましたねぇ。。。f^_^;) さて、しゅっぱつした「指宿のたまて箱」通称いぶたまというらしいが、横に鹿児島市交通局の路面電車と併走しながら、市街を抜けて、丘を登る形になる。登り切った丘から錦江湾が一望でき、その先には雄大な桜島がもくもくと噴煙をあげている姿がくっきりと眺められた。いやぁ、これは絶景かな絶景かな。しばし桜島の眺めにもとれて列車は走る。もちろん、この絶景を眺めるため座席は海側が進行方向ではなく、海側に向いているという座席配置なのもよく考えられている。喜入に近づくと今度は喜入の石油備蓄基地が見えてきた。小学校の社会科の授業で学ぶ、あの喜入だ。喜入をでるとまたローカル線をひた走り、次の海の近くでは台形状の島が見えてくる。名前は忘れたが、3月から10月は引き潮で、その島まで歩いていけるという。カップルで行くと幸せになれるという伝説があるそうな。そんな解説を車内放送してくれて、しばらくすると終点の指宿に到着。本来であれば、砂風呂にでも入りたいところであるが、鉄な旅は鉄だからこその旅。またおなじ「いぶたま」で鹿児島中央まで戻っていくのである。実に6種類8列車の旅。その他、新幹線とかもめも含めると8種類11列車の旅であった。う〜ん、満足、満足。(^O^)/

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taka7107 at 08:46│Comments(0)TrackBack(0) 鉄道 

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