2013年03月27日

こんな社長講話聞いたこと無い

本部のキックオフがあったため、幕張まで出張した。わざわざ幕張なんかに集めなくても、、、と思っていた。毎年、品川と幕張の2回開催であったのだが、本部長の意向もあり、幕張勤務者と品川勤務者が交流できるようにとの想いがあったようだ。
キックオフに加えて社長講話もあり、どうせまた大したこともない話を長々と聞かされる退屈な時間だなぁとも思っていたのだがこれがうれしい誤算。キックオフの方はさておき、社長講話は110分と二時間近くもあったのだが、これがまた話がすごく引きつけられる魅力的なお話。今までの社長講話では、事業計画とかあっても、細かな分析がまったくなく、気合いで数字をあげているだけにしか思えないつまらないものが、詳細に分析することが大切であり、その問題となる場所はこの赤字のPJである、そしてそのPJはやめさせる方針で、その要因をもうかるPJにシフトしていくという明確な戦略も出ていた。ふつうの会社では当たり前なのかもしれないが、当たり前の分析ができていなかった、というかできていても社員にはオープンにされていなかったことが赤裸々にオープンにされ、明らかに右肩下がりの苦境をどうやって乗り切らなければいけないのか、またそれをともに乗り切ろうだけではなく、その乗り切り方が特殊なため、今までのように売り上げ重視の評価ではない指標をもうけるという人事評価面でも言及し、我々がどのように行動すればいいのかというところが明らかになった。今までここまで明確に指標をだしくれる社長なんていなかったことを考えると、本当にすばらしい人が今回社長になってくれたのだとモチベーションがかなりあがった。また、方針とかだけでなく、ビジネスの戦略としてのアイディアも小出しではあるが、紹介してくれて、それもかなり具体化されており、「それ売れるかも」と本気で思わせるものであったりと、アイディアマンでもある。そして、最後の締めがすばらしい。ITで社会を変えた一例としてソウルのバスの話があった。これはソウルのバスは今まで主要な停留所を必ず経由するためにスパゲティ状態の路線がいっぱいあったのを、縦と横の系統にすべて整理し、渋滞を解消したというもの。主要地に行くには必ず乗り換えは発生するが、渋滞以上に早く到着できるというメリットが生まれ、今まで車利用だった人もバスに乗り換える人が増えたとのこと。このインフラの整備だが、政府主導ではなく、とあるIT企業。ICカードを売り込むために、考え出したアイディアが社会をよくしたという一例。ITで社会に貢献できる一例で、我が社もその可能性を秘めているので、是非提案型企業に生まれ変わろう!という言葉で締められた。いやぁ、ほんといい社長さんです。今日からまたがんばる気力がわきました。

taka7107 at 07:39│Comments(0)TrackBack(0) お仕事 

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