2014年11月27日
2割のがんばり屋に振り回される
昨日もまた人を出す話がでてきた。もうこれ以上人を引き抜かれたらプロジェクトとして回らなくなることを伝えて断固拒否。面倒なのはこれでやっと落ち着いた決裁の資料をまた作り直さなければいけない可能性があるということ。実務も残業、残業で大変だろうが、それに付随した日々の勤怠管理、労務管理、そして決裁関連も結構やっかいなのだ。本当はそのやっかいさも学んで業務にとりくみ、自分だけががんばると周りにすごく迷惑をかけるので、ある程度ブレーキをかけつつ仕事をする必要があるということも学んでほしいものだ。特にありがちな仕事のできる人は周りが見えずに突っ走る。皆、自分と同じレベルで仕事ができるはずだという妄想を抱いて。自分がひっぱっているのだから、周りは文句を言わずについてくるべきだなどという妄想もしかりだ。2:8の理論を分かっていない。2割は常にトップギアで頑張れる超優秀集団だが、8割の人は凡人。ほんと平凡なことしかできなのだということを理解し、そのできる範囲で最大限のパフォーマンスをあげるのだ。2割の人は、8割の人をいかに2割と同じ仕事をさせるかではなく、8割の人が少しでも最大限のパフォーマンスを出せるように努力させる仕事をすればいいのだ。ほんと、勘違いばかりして理想論を振りかざす頑張り屋さんに現場は毎回混乱させられて困る。