2015年08月18日

架線切断の再発防止は完璧ではなさそう。

お盆に東京ビックサイトでコミケマーケットなる同人誌の展示会が開かれたとか。3日間で50万人以上を動員するほどの超ビックプロジェクトだということを今年初めて知った。とはいえ、コスプレの良さや同人誌の良さというものが理解できないので、どうしても一歩引いた目で見てしまう。同じ東京ビックサイトで開かれた鉄道模型コンテストと比べると月とスッポンだろうが、何かにこだわって趣味を持つという点ではどんなことでも共通しているのかもしれない。ともすると多数の方が常識、勝者で、少数が非常識、敗者と考えてしまいがち。ともするとやはり鉄道模型程度ではやっぱり同人誌の世界にはかなわないんでしょうね。まぁ、勝ち負けにこだわるわけではないですが、そんな考え方もあるのかとふと思ってしまいました。
さて、先日発生した京浜東北線の架線切断の話。再発防止策がどのように講じられるかという点が重要だ。原因はエアセクションという2重の架線部分にパンタグラフが入る形で停車してしまったこと。ATCをきかせていれば停止することがないらしいが、ATCのブレーキだと乗り心地が悪いので手動ブレーキで止めようとしたのではないかとのことだ。8年前にも宇都宮線で同様の事故が発生しており、その際の再発防止策がエアセクションに低速で進入した場合にはエアセクションであるため停止してはいけない旨を警告するようなアラームを設けるとのことだった。ただし、京浜東北線はATCが導入済みということでこの策は導入されていなかったとのこと。さすがに今回は逃れられないのでアラーム装置を導入するようだが、同様のATCを利用している山手線や常磐線については言及されていないとのこと。山手線の場合はE235という新型車両への置き換えがあるので、それまでタイミングを待っているのかもという憶測もあったが、それまでは再発する可能性はあるとのこと。こうなるともうワークアラウンドにて回避するしかなく、運転手の教育が重要になる。システムで防げるようになるまではこれで乗り切るしかないのだろう。

taka7107 at 07:32│Comments(0)TrackBack(0) 鉄道 

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