2015年12月16日

確率上0に等しいことが起こったときは別の要因を疑った方がいい。

今週の一大イベントであったシステムの移行工事が無事完了。8月にトラブルを発生させてしまった作業の2システム目の工事で、絶対に失敗してはいけない緊張感の走る工事であった。前回とはまたことなる手順での作業であったり、端末にクライアント証明書が入っている特殊なシステムだったりと過去の経験とはまた違った体験をしなければならずまさにやってみないとわからない。なにが起こるかわからない、超冷や冷やの移行作業でした。しかも利用している機器で一番ネックになるのがロードバランサといわれる負荷分散を行う装置なのだが、その詳細なる仕様まで把握できていないというのがネック。というかセキュリティ上の問題から仕様まではまず教えてくれないだろう。というわけで、推測になるのだが、基本的には1/3の確率で新しいサーバに振り分けられて移行の試験が終わるはずだったのだが、12回実施しても1回もあたらない。あたらない確率は逆数で2/3なのだが、それが12回連続で発生する可能性はきわめて0に近い。別のIPアドレスを利用してやり方を変えたところ1回でヒットしたという経緯からおそらくこのまま続けていても1回も当たらずに終わるという最悪の事態になっていたかもしれない。やり方を変えてみるという発想は大事なのでしょうね。あと確率論的におかしい場合はやはり何か疑問に思わないと。

taka7107 at 07:34│Comments(0)TrackBack(0) お仕事 

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