2017年04月23日
新海作品を制覇したが。。。
サマーウォーズが終わって、次は新海誠作品をば。一作目は「雲の向こう、約束の場所」という話。日本が戦争によって南北に分断され、北海道が異国(ユニオンという国)になってしまい。南北の軍事的な緊張が高まるという設定。北海道に宇宙までとどくような高い塔がそびえたつ、その塔にたどり着くべく、飛行機を作成していた青森の高校生の話。男二人、女一人で、いつかあの塔に行こうという約束をするが、いつの間にか女は男二人と音信を普通にし、数年が過ぎ去る。これまた新海作品なので鉄道がリアルに出てきて、舞台は津軽線。キハ40が出ては来るが、そんな聖地巡礼してみたいとも思わず、また話の内容も結局いまいちだった。そして2作目は「星を追うこども」という話。地底の国には死者をよみがえらせる能力が存在するということで、冒険に出かける女子高生とその教師の話。これまたSFチックな感じが多く、おもしろくない。新海作品は総じて、最初の3作品が、SFモードで展開され、そのあとの3作が君の名はは少し別にして、現実モードで展開される。私はどうもこのSFモードの新海作品はまったく理解できないようだ。まぁ、DVDを買わずにネットレンタルできただけましでした。それを思えば、そのあとの2作、「秒速5センチメートル」と「言の葉の庭」は1時間程度の短編ですが、とても秀逸。