2018年11月23日

父との思いでの場所 滝山萩原台の家

父が亡くなってから二七日を明日に控え、2週間あまりの期間を実家にて過ごす。ありがたいことに会社は今週3日間を在宅勤務とさせてもらい、1日を年休にして、本日の祝日とあわせて忌引きの5日間と計10日間を乗り切ることができた。この間にいろいろと買い物をすませて、母が一人で暮らして行くにあたって不自由のないようにといろいろと手続きを。なんとかなりそうな感じだ。そんなわけで、今日は一日休日として、お出かけに。父の住民票を見たときに、前の住所で乗っていた滝山の萩原台の住所。場所は萩原台2丁目XX-XX。私が生まれてから4歳くらいまで住んでいた場所なので、今から45年ほど前の話。滝山駅を下車して、小さな川沿いを歩き、途中現れる急坂を上る。この急坂はすごい記憶に残っていて未だに忘れられない。白いアスファルトに○のすべりどめが刻印されている急坂によくある形だ。これを2つ乗り越えてたどり着くのが昔の我が家。現代のものに立て替えられてないのでひょっとすると45年前のままなのかもしれない。5年ほどまえに仕事でこのちかくのビルにやってきた時にあてずっぽで探したときは見つけられなかったのだが、まさにこれぞ当時の我が家とあまり変わりない姿で安心した。思えば、父は、私と祖母を養うために全力で働いていたのだ。行きは下りだからいいのだろうが、会社を終えて、へとへとで疲れた体でこの急坂を2度も乗り越えて我が家にたどり着く。ほんとご苦労様だったと思う。休日は近所の公園で僕と遊んでくれたのだろう。公園に面影はなかったが、家から歩いてすぐのところに大きな公園もあったので、おそらくここで遊んでいたのだろう。仕事で疲れて本当は寝ていたかっただろうにと思うと、つくづくありがたい話だ。この場所は父のみとの思い出の場所、また今度、ゆっくりと来ようと思った。その後、三国にあるアルゴの湯という日帰り温泉にお出かけ。ひさびさに大きなお風呂に浸かれて、いやされた気分になった。

taka7107 at 12:57│Comments(0) 父の死 

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