2019年07月19日

製薬業界について調べてみた

訳あって製薬業界について調べることに。そういえば昔営業で少しこの分野を担当するかもとなったり、義父が製薬会社に勤務していたりといろいろと縁はあるのだが、とはいえ、あまり深く内情を知らない私はネットでお勉強するしかないのが事実。製薬業界、動向とかで検索すると2018年に起こったニュースが出てきた。まず、武田製薬がアイルランドの製薬会社であるシャイアーという会社を7兆円で買収したという大きなニュースがあるようだ。ワールドワイドで見るとスイスのロッシュが1位で売上高6.4兆円、2位がファイザー(米)で5.9兆円、3位がノバルティス(スイス)で5.7兆円と日本企業は出てこない。なんと、シャイアーの買収まで20位近くにランキングされていたとのこと。これがこの買収で10位以内にランクインしたようだが、それでもビッグ3にはほど遠いようだ。倍の売り上げをあげないことにはトップにはなれない。そういった背景があるなか、地域包括ケアというのが市町村や都道府県を主導で進められており住まい、医療、介護、等が連携し、高齢者が重度な要介護状態になっても自分らしい暮らしを住み慣れた地域でできるような取り組みがされている。そんな市場を営業体制を強化することにより開拓していくことを戦略とし、MRを病院完結型から地域完結型の医療にシフトし、担当する地域の医療状況に関する深い理解が求められるようになっているそうだ。また、薬価制度が抜本的に改革され、特許期間中の新薬に適用される新薬送出等加算が抜本的に見直され、新薬の約70%弱が要件未達になっているとのこと。結果、薬価ベースで平均7.5%もの価格引き下げにつながったことは厳しい状況の変化のようだ。これは高騰する医療費を削減する政府の思惑があるようで、今後も続くことが想定される。新薬が伸び悩む一方でジェネリック医薬品は診療成功報酬のインセンティブや認知度の高まりから普及がすすみ、11年の40%から30ptのばして70%まで躍進している。ただ、地域格差があり、九州・沖縄では普及率が高いものの、大阪、東京、神奈川など大都市では普及が遅れていたり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病への適用は高いが、抗ガン剤などはジェネリックではなく先発薬の方が普及がすすんでいたり、点眼剤や貼付剤などの使用感が重視される薬剤もジェネリックが進んでいないという事実があるようだ。そして、デジタル化の推進も大きな話題。これについては明日記載しよう。

taka7107 at 07:25│Comments(0) お仕事 

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