2019年07月20日

医薬業界のデジタル化について

医薬業界のデジタル化の推進ということで調べてみたら結構進んでいることが判明。人工知能(AI)の活用はもちろんのこと、そのデータをベースにした対話型プログラム(チャットボット)を活用しているところが多いようだ。抗インフルエンザ薬のタミフルを対象にした医療従者向けの情報提供ページを運用していたりするようだ。今後はいろいろな製品での展開を目指しているらしい。これの効果の測定が難しいのだが、問い合わせ件数×回答にかかった時間をすべてロボット(ボット)が実施してくれるとすると問い合わせ用にコールセンターとして要員をアサインしているところを減らせるというDX推進につながっているとも言える。
また、医薬品や医療機器を使わずにソフトウェアで病気を治す「治療アプリ」なるものが幕開けしそうだとのこと。キュア・アップという会社は慶應義塾大学と連携してニコチン依存症の治療用アプリを開発したそうだ。これは、アプリをインストールしたスマホで、たばこが吸いたくなった時にアプリを起動すると、チャット形式でどうしました?というと問いかけが来たり、たばこ吸いたいですよね?といった同調もあったり、ガムを噛みましょうという提案もしてくれというなかなかすぐれたアプリのようです。人間の心理をうまくつかんだものといってもいいでしょう。
また、お薬の飲み忘れ、飲み間違いをサポートするようなクラウドビジネスもはじまっていたりと医薬業界のデジタル化は目覚ましい。なかなかおもしろいですな。

taka7107 at 15:24│Comments(0) お仕事 

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