プロジェクトマネージャー
2019年06月03日
プロジェクトマネージャーのタスクを再度お勉強
訳あって昔、情報処理技術者試験のプロジェクトマネージャーの試験に合格するために勉強したテキストを読み返していた。中身が結構実践的な具体例が乗っているので現場でも役に立つかなぁとおいておいた本。読み返してみると結構知識の再整理ができてよかった。勉強していた当時は、とにかく合格するために、すべて覚え込むということで中身が具体的にはわからずともそういうもんなんだと覚えていたが、今読み返してみて、いろいろなプロジェクトを経験した結果、あぁ、このページに記載されている内容はあのことかというマッチングができるようになり、より身近に感じられるようになった。組織運営が主なメイン業務になった今日このごろ、組織の運営こそプロジェクトであり、それを運営する側はプロジェクトマネージャーなのだ。一年間という会計年度をいかにしてQCDバランスよくさまざまなステークホルダーを調整しながら、発生する問題を解決しつつ、プロジェクトを完遂させるかという業務であり、決して毎年同じというルーティンワークではない。そのためにはきちんとした事業計画をたてる必要があり、それを予実管理、差分があれば差異分析を行って次年度への教訓とするという営みはまさにプロジェクトなのだ。特にプロジェクトマネージャーが大切とされるのはコミュニケーション。実に業務の9割はコミュニケーションであり、公式なものはすべて文書化され、非公式なものは口頭であったりする。そこでも重要なのは非公式なもの。ここでいかに有益な情報を得るか、それはまさに懇親会であったり、雑談であったりと、さまざま。今月も懇親会は多い。先日の懇親会では将来の人事の仕事の頭出しができた。まさにこの本に記載されているとおり、公式なものでは得られない情報収集の場として重要なのだ。とにかく、何でもプロジェクトと考え、そのプロジェクトをこなしていくことでPMとしての経験値が積めればそれは将来の自分の糧となるだろう。
taka7107 at 07:29|Permalink│Comments(0)│