イプラトロピウム
2006年10月20日
衝撃のディープ薬物発覚!
ディープインパクト―無敗の三冠馬の真実
昨日の夕刻、仕事の合間にケータイでR25式モバイルを見てびっくり。ディープインパクトの凱旋門賞後に薬物検出という衝撃の事実が報じられた。そのとき、正直思ったのはフランス競馬関係者には失礼な話だが、「しくまれたのか?」という思いだった。カイバか注射か良くわからないが、とにかく伏線をうっておいて仮にディープが1着になったところで剥奪しようという組織ぐるみでの犯罪と予想した。結局は3着になったのだが、斤量の差など言われるし、ハリケーンランやシロッコには先着しているというような事実からも3着ですら剥奪したかったのだろうと。
一夜明けて、状況が徐々に見えてきた。どうやらディープには持病のぜんそくがあるようだ。気管支拡張剤であるイプラトロピウムを吸入した可能性が強い。こまかな経緯は不明だが、おそらくレース直前の出来事。もちろん、日本では問題のない行為だったので当然フランスでも大丈夫なはずというチェック体制の甘さが浮き彫りだ。これだけの持病がある馬ならなぜにもっと万全の体制を築いておかないのかという管理面での不備が無念でならない。直前にぜんそくになればレースを回避するというのもあったのだろう、でも今までの重要なレースで回避した経緯のないディープは吸入で乗り越えていたのか。であればこういった情報をもっと公表しておけば、その吸入はフランスでも大丈夫なのか?という周りからのチェックがきちんと入っただろう。持病をひた隠しにしてきた関係者の責任は重大だ。続きを読む
昨日の夕刻、仕事の合間にケータイでR25式モバイルを見てびっくり。ディープインパクトの凱旋門賞後に薬物検出という衝撃の事実が報じられた。そのとき、正直思ったのはフランス競馬関係者には失礼な話だが、「しくまれたのか?」という思いだった。カイバか注射か良くわからないが、とにかく伏線をうっておいて仮にディープが1着になったところで剥奪しようという組織ぐるみでの犯罪と予想した。結局は3着になったのだが、斤量の差など言われるし、ハリケーンランやシロッコには先着しているというような事実からも3着ですら剥奪したかったのだろうと。
一夜明けて、状況が徐々に見えてきた。どうやらディープには持病のぜんそくがあるようだ。気管支拡張剤であるイプラトロピウムを吸入した可能性が強い。こまかな経緯は不明だが、おそらくレース直前の出来事。もちろん、日本では問題のない行為だったので当然フランスでも大丈夫なはずというチェック体制の甘さが浮き彫りだ。これだけの持病がある馬ならなぜにもっと万全の体制を築いておかないのかという管理面での不備が無念でならない。直前にぜんそくになればレースを回避するというのもあったのだろう、でも今までの重要なレースで回避した経緯のないディープは吸入で乗り越えていたのか。であればこういった情報をもっと公表しておけば、その吸入はフランスでも大丈夫なのか?という周りからのチェックがきちんと入っただろう。持病をひた隠しにしてきた関係者の責任は重大だ。続きを読む