ホジキン病
2006年12月27日
【ある夏の出来事】国立がんセンターへ
昨日の出張は大変だった。とにかく天候がすさまじい風雨で、大阪で打ち合わせが終了したのが17時過ぎでまず駅まで歩くだけでびしょびしょな上、そばを通ったトラックの水跳ね上げのとばっちりは食らうし、やっとの思いで辻堂までたどり着いてもこれまた暴風雨。傘なんかさしてる意味がないほどのびしょびしょぶり。挙句の果てにやっとの思いで床に就いたら今度は雷鳴。そして明けた今日はすっかり天気が良くなって最高気温が20度近くまで上昇するとか。もうどうなってるのやら訳分かりましぇん。
まっ、でも僕は明日年休にしたので本日が仕事収め。とにかくあと1日がんばりましょ。
さて、夏の話し。「面倒くさい」発言にブチ切れたのを最後に某大学病院ともおさらば、今日(9/13)は紹介状をもらった国立がんセンターの初日である。場所は銀座の築地市場の目の前、白い巨塔を思い出させるかのような高く聳え立つ建物。がんに関しての国内で最大かつ最高の技術を有する医療機関だ。
担当は呼吸器グループの山本医師。毎回、ボイスレコーダーで話を録音させてもらうのだが、その旨を伝えると嫌な顔ひとつなく快諾。しかも「この距離、この声でちゃんと撮れてますかね?」との気の配り様には驚いた。とても誠実そうな先生だ。それでも「へぇ、あのM先生からの紹介ですかぁ、有名なんですよねぇ。。。」と彼のことを多少崇拝の念があるようだ。「とんでもないやつですよ、あいつは、面倒くさいとか言うし」とばらしてやろうかとも思ったが、そんなしょうもない話で時間をとるのはもったいないのでやめた。で、「肉腫の可能性ということですが、向こうの病院で病理の確定が出ていないとするとこちらでも病理をする必要があるかもしれないなぁ。。。」との展開になったのだが、「実は、向こうの病院からこちらの国立がんセンターに病理をまわしたと聞いてます」と伝えると、早速調べてくれた。時間がかかるようなので、その間、レントゲンや血液検査等を先にすることに。
検査には相当時間を要し、かつ血液ガスという検査中に貧血になって倒れてしまったので少し心配だったがなんとか復活して昼食後に、再度、山本医師による診察が行われた。
がんセンターでされたという病理の結果がそのとき明らかになった。
どうやら悪性リンパ腫のホジキン腫というものらしい。その病名は、一番最初に可能性として言われていた、肺がん、悪性リンパ腫、縦隔腫瘍のうちのひとつであったので前知識はあった。悪性リンパ腫にも2種類あって、ホジキン腫と非ホジキン腫があり、日本人の場合、90%が後者であるということも知っていた。ただ、それ以上の詳しいことは、帰ってプリントアウトした資料を読み返さなければ分からない。
ただ、リンパ腫になると血液グループが専門となるので山本医師からは手が離れるそうだ。病理も裏ルートで依頼されたものであったので突き止めるのが困難であったようだが、手早く行ってもらえ、かつ、今度は血液グループへの手配も即行われ、これから診察があるとのこと。その仕事の速さぶりには脱帽である。某大学病院のボンクラ教授とはえらい違いだ。
さて、続いて血液グループ、渡辺医師が主治医になるということが分かった。まだ、病理の不足なのでホジキン腫に確定ではないが仮にホジキン腫であった場合はABVD療法という抗がん剤の治療方法で2週ごとに投与を6〜8ヶ月行うとのこと。病理の確定が9/15にできるのと、骨髄の検査で病期(ステージ)を確定するとのことで、治療は最短で10/2から可能とのことだった。とにかくなんとか目処が立っただけでも目の前が開けてきた感じだ。
なんだかんだで診察が終わったのは夕刻。一日仕事だった。
家に帰ってプリントアウトした資料を読むと、ABVD療法はある程度確立した治療法でかつ、肉腫等と比べれば一番ましな結果ということになる。少し光明がさしてきたような気がした。
●今日の通勤
02分 辻堂着席
■今日の天気【- 12月27日(水)15時 - 辻堂】
天気:晴れ 気温:19℃
2006年10月30日
【ある夏の出来事】よりによってなんでアイツが
#注意 ブログの内容を読まれてご心配されないよう、この話しの結論はここにあります。またこの一連のお話を通して読みたいかたはここをクリック。
昨日の社宅の草刈は大変だった。朝方雨が降ったせいで草はびっしょり、抜くのは土がぬかるんで力が要らずに楽なのだが、刈った草が水を含んでいるのでいつもの2割増しぐらいの重さに。それでもなんとか2時間やり終えてほっと一息。とはいえその後も服の洗濯や靴の洗濯で結局丸一日がかり。一時、社宅の草刈は外注でお願いするという話があって試行的に行ったようだが、共益費がかさむこと、地域のふれあいなどの面でやはり自分たちでという方向性になったようだ。言われることはごもっともだが、雨で延期になった時のことなどを考えたら予定は立てられないわ、結局1日がかりになってしまうわ、はたまた住民の減少による負荷の増大を考えて再度見直したほうがよいのではなかろうか?
さて、夏の出来事の続き。呼吸器内科から急遽、呼吸器外科に回り、切開による生検を実施することになったのだが、突然のスケジューリングのため予約の隙間に入ろうにも難しいらしくかなり待たされることに。1時間半以上待たされた11時ごろにやっとお呼びがかかり、診察室に。内科の教授とは違い、やさしそうな女医さんだった。内科で言われた切開についてだが、結局今の時点で首の腫れが小さくなっているところを再度、取ったところで、またクラス2ネガティブで判定ができない可能性がある、であれば、肺にある病巣を直接取り出して生検したほうがよいとのこと。CTを使って行う、CTガイド下針生検というらしい。2,3日の入院が必要なので、今日はその際に必要となるCTの予約を行っておくとのこと。福島県の病院で撮影したCTもあるが、血管までは造影されていないタイプのCTなので改めて撮影する必要があるとのことだった。
その後は質疑応答となった。内科の教授と違い、話しやすそうなタイプなのでいろいろと聞いてみた。まずは肺がんの可能性。過去5年で20代の肺がんを患者として診たことがあるかという質問には、やはりないとのこと。でも考えられないこともないとは言っていた。それよりも、他に考えられる、リンパ腫と縦隔腫瘍があると、内科の教授と同じ判断。それぞれの病名について質問すると、白板に文字で書いて説明してくれた。しかも話す時は必ず目を見て話してくれる。こういう点も医師としてよくできた人だと感心した。また腫瘍の大きさが気になるというと、定規を持ち出して実際に大きさを測定してくれた。8/1に福島の病院で撮影した胸部レントゲンでは11cmあった。また最後にはつらくなったらいつでも病院の外来に連絡して来ても良いとのこと、精神面でも患者を支えようという姿勢がきちんとしている。呼吸器内科の教授がこういうケアをきちんとできる人であればなんの文句もなかったのだが、本当によりによってなんでアイツが主治医なんだということを実感する一日であった。
さぁ、あとはX線科でレントゲン撮影をして今日は終わり、帰ったらまたリンパ腫と縦隔腫瘍について勉強しなければ。。。
続きはまた。
●今日の通勤
02分 辻堂着席・・・月曜から辻堂で座れると気分もハッピー
■今日の天気【- 10月30日(月)15時 - 辻堂】
天気:晴れ 気温:20℃
2006年10月25日
【ある夏の出来事】主治医と初対面
専門医が語る肺がんがわかる本―検査・治療・緩和ケア 患者と家族が知っておいてほしいこと
#注意 ブログの内容を読まれてご心配されないよう、この話しの結論はここにあります。またこの一連のお話を通して読みたいかたはここをクリック。
月、火と雨が降って一気に寒くなった。寒さに弱い僕にはまずすぐにお腹にその影響を食らう。朝から便所に駆け込む毎日。う〜ん、いやな季節になったなぁ。。。
さて、夏の出来事の続き。結局、家族会議の結論は出ぬまま。無神経な主治医にズバズバと包み隠さず告知されようものならもう防御のしようの無い状態ではあるのだが、本人が知りたいといっている以上、時間の無いなか不自然な裏工作もできずに2回目の外来当日を迎えた。僕自身は今回がはじめての同席。前回はyuちゃん、ダンナ、じぃじの3名で話しを聞いたのだが、「肺がん」という言葉を聞いただけでもう精神的ショックをうけ、その後の話はほとんど聞けていない状態。実は「肺がん」以外にも2つの症状の可能性を言われていたのだが、それも3人ともすべてを覚えている人は一人もいない。まずは主治医の話を冷静に聞く必要もあるだろうし、聞き漏らさないことも重要だということで僕以外にも昨日の家族会議で同席した実兄(僕にとっては義弟)のjyunちゃんも同席。合計5人で聞きに行くことになった。念には念を入れてボイスレコーダーも準備してある。
病院の予約は朝の8時半。結局診察室に呼ばれたのは9時過ぎだった。僕自身は主治医と初対面。yuちゃんから第一印象を聞くとおりいかにも教授肌で無神経なところがありそうな上、曲者という感じ。まぁこんなのが大学病院の看板医師なのだから困り者だ。
本題に戻して、まずは前回の首筋の腫れを生検(実際に細胞を取って診断すること)した結果を聞く。クラス2のネガティブということで悪性ではないようだ。首筋の腫れに関しては1週間前より小さくなっており教授も首をかしげる。
ただ、胸部のレントゲン写真には明らかに巨大な影があり、これを見たら何か腫瘍が、しかも良性ではない腫瘍があるだろうとのこと。具体的には、肺がん、リンパ腫、縦隔腫瘍(じゅうかくしゅよう)の3つの可能性があるとのこと。肺がんはかなり勉強したのだが、リンパ腫??、じゅうかくじゅよう??なんじゃそりゃと頭の中は疑問符だらけ。
で、実際に生検では分からなかったので急遽、実際に首筋の腫れを切開して取り出そうということになった。こうなると呼吸器内科ではなく外科の話し。教授は電話で連絡をとり、すぐに外科に回る手配をしてくれた。
続きはまた。
●今日通勤
02分 大船乗換え着席
■今日の天気【- 10月25日(水)15時 - 辻堂】
天気:晴れ 気温:20℃
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月、火と雨が降って一気に寒くなった。寒さに弱い僕にはまずすぐにお腹にその影響を食らう。朝から便所に駆け込む毎日。う〜ん、いやな季節になったなぁ。。。
さて、夏の出来事の続き。結局、家族会議の結論は出ぬまま。無神経な主治医にズバズバと包み隠さず告知されようものならもう防御のしようの無い状態ではあるのだが、本人が知りたいといっている以上、時間の無いなか不自然な裏工作もできずに2回目の外来当日を迎えた。僕自身は今回がはじめての同席。前回はyuちゃん、ダンナ、じぃじの3名で話しを聞いたのだが、「肺がん」という言葉を聞いただけでもう精神的ショックをうけ、その後の話はほとんど聞けていない状態。実は「肺がん」以外にも2つの症状の可能性を言われていたのだが、それも3人ともすべてを覚えている人は一人もいない。まずは主治医の話を冷静に聞く必要もあるだろうし、聞き漏らさないことも重要だということで僕以外にも昨日の家族会議で同席した実兄(僕にとっては義弟)のjyunちゃんも同席。合計5人で聞きに行くことになった。念には念を入れてボイスレコーダーも準備してある。
病院の予約は朝の8時半。結局診察室に呼ばれたのは9時過ぎだった。僕自身は主治医と初対面。yuちゃんから第一印象を聞くとおりいかにも教授肌で無神経なところがありそうな上、曲者という感じ。まぁこんなのが大学病院の看板医師なのだから困り者だ。
本題に戻して、まずは前回の首筋の腫れを生検(実際に細胞を取って診断すること)した結果を聞く。クラス2のネガティブということで悪性ではないようだ。首筋の腫れに関しては1週間前より小さくなっており教授も首をかしげる。
ただ、胸部のレントゲン写真には明らかに巨大な影があり、これを見たら何か腫瘍が、しかも良性ではない腫瘍があるだろうとのこと。具体的には、肺がん、リンパ腫、縦隔腫瘍(じゅうかくしゅよう)の3つの可能性があるとのこと。肺がんはかなり勉強したのだが、リンパ腫??、じゅうかくじゅよう??なんじゃそりゃと頭の中は疑問符だらけ。
で、実際に生検では分からなかったので急遽、実際に首筋の腫れを切開して取り出そうということになった。こうなると呼吸器内科ではなく外科の話し。教授は電話で連絡をとり、すぐに外科に回る手配をしてくれた。
続きはまた。
●今日通勤
02分 大船乗換え着席
■今日の天気【- 10月25日(水)15時 - 辻堂】
天気:晴れ 気温:20℃
2006年10月23日
【ある夏の出来事】第1回家族会議
#注意 ブログの内容を読まれてご心配されないよう、この話しの結論はここにあります。またこの一連のお話を通して読みたいかたはここをクリック。
メイショウサムソンの4着、ディープの天皇賞回避と残念な話題が続きますなぁ。月曜日から拍子抜けで気合が入らない。しかも雨まで降って。ずっと晴れ間が続いていただけに残念。
さて、夏の出来事の続き。本人の意志は一応理解したので、まずは家族会議、8/9の次の外来には結果が出て、いろいろと告知される可能性がある。もうすでに「肺がん」の可能性を言われて、これ以上ない凹みようのわれわれ家族ではあるが、本人はまだ精神的に崩壊しているわけではない。もし本当に肺がんで余命いくばくということであれば本人に伝えるべきか否かは家族会議できちんと決めておく必要があるだろう。そういう主旨での会議だった。続きを読む
2006年10月11日
【ある夏の出来事】がんには情報収集がなにより大切
#注意 ブログの内容を読まれてご心配されないよう、この話しの結論はここにあります。またこの一連のお話を通して読みたいかたはここをクリック。
今日から出陣のモバイルノートPC、CF-R5。まずはいつもの喫茶店でモバイルBBポイントへの接続をば。WEPキーを入力して、Web認証画面からログイン。難なく接続完了。う〜ん、快調、快調。
さて、8月の話の続き。書籍については「希望のがん治療」と「間違いだらけの抗がん剤治療」以外にも数冊読んだ。これはまた後日紹介するにして、家のPCでの情報収集はというと、やはり解説の詳しい国立がんセンターのホームページ。あとは肺がんの場合はこの病院というランキングが載っているページ。福島の病院から紹介してもらうのに、とりあえずは大和の実家の近くでということを優先、かつそのときに「肺がん」という可能性すら提示されていないのでがんセンターというわけでもなく、とりあえず紹介されたのが相模原の某大学病院。関東のランキングでは当然、1位は国立がんセンター中央病院、8位にその某大学病院が載っている。そこそこよいという安心感はあるが、より優れたところで神奈川県立がんセンターが3位に。セカンドオピニオンの候補としてよいかもしれない。ただ、このランキングで見ていて思うのが、対象が呼吸器外科だということ。外科と言えば手術を行うところ、また、HP等の情報を見てもやはり外科で取りきれないがんについての生存率は低いということ、と同時にyuちゃんぐらいの年齢(29)で肺がんにかかる確率が5万人に一人ぐらいのもの。それで肺がんらしいと言われること自体に疑問が湧いてきた。
ま、それはさておき、とにかく情報収集とNHKの掲示板なども活用して相談にものってもらったりした。とにかくがんとの闘いは情報収集が大切だと痛感した。
ある程度知識を習得した上で、次は家族での方向付けが大切。とにかく家族会議をもつことを提案してみた。
続きはまた。
●今日の通勤
02分 辻堂グ着席・・・寝不足かも。
■今日の天気【10月11日 15時 - 辻堂】
天気:曇り 気温:22℃
今日から出陣のモバイルノートPC、CF-R5。まずはいつもの喫茶店でモバイルBBポイントへの接続をば。WEPキーを入力して、Web認証画面からログイン。難なく接続完了。う〜ん、快調、快調。
さて、8月の話の続き。書籍については「希望のがん治療」と「間違いだらけの抗がん剤治療」以外にも数冊読んだ。これはまた後日紹介するにして、家のPCでの情報収集はというと、やはり解説の詳しい国立がんセンターのホームページ。あとは肺がんの場合はこの病院というランキングが載っているページ。福島の病院から紹介してもらうのに、とりあえずは大和の実家の近くでということを優先、かつそのときに「肺がん」という可能性すら提示されていないのでがんセンターというわけでもなく、とりあえず紹介されたのが相模原の某大学病院。関東のランキングでは当然、1位は国立がんセンター中央病院、8位にその某大学病院が載っている。そこそこよいという安心感はあるが、より優れたところで神奈川県立がんセンターが3位に。セカンドオピニオンの候補としてよいかもしれない。ただ、このランキングで見ていて思うのが、対象が呼吸器外科だということ。外科と言えば手術を行うところ、また、HP等の情報を見てもやはり外科で取りきれないがんについての生存率は低いということ、と同時にyuちゃんぐらいの年齢(29)で肺がんにかかる確率が5万人に一人ぐらいのもの。それで肺がんらしいと言われること自体に疑問が湧いてきた。
ま、それはさておき、とにかく情報収集とNHKの掲示板なども活用して相談にものってもらったりした。とにかくがんとの闘いは情報収集が大切だと痛感した。
ある程度知識を習得した上で、次は家族での方向付けが大切。とにかく家族会議をもつことを提案してみた。
続きはまた。
●今日の通勤
02分 辻堂グ着席・・・寝不足かも。
■今日の天気【10月11日 15時 - 辻堂】
天気:曇り 気温:22℃
2006年09月26日
がんばれ!yuちゃん
先週の土曜日に休日出勤した代休で昨日の月曜日は一日お休み。朝からのんびりと家族で朝食をとって、「純情きらり」も大画面テレビで見てとゆったりとした休日だ。hinaが退屈になってきたらしく、里山公園にお出かけすることに。ここには超ロングの滑り台があって、みんなダンボールや、売り物の敷物を持参して、滑り台を楽しんでいる。もちろんこれらがなくても滑れないことはないが、ケツに直だと摩擦熱で火傷してしまいそうなのだ。今日は、かなり昔にyukiが一所懸命作成したhinaタン号のお披露目。これがかなり具合よく使えるようでhinaもyukiも大満足。天気も良くて遠出ではないが、秋の行楽を少し楽しめたような気がした。
その後、16時半の予定で築地にある「国立がんセンター中央病院」に僕だけお出かけ。このブログではまだ明かしていないので驚かれる方もいるかもしれないが、順を追って説明するとかなり長くなるのでそれは後日ゆっくり記述するにして、結論から言うと、義妹のyuちゃん(29)が「ホジキンリンパ腫」の疑いがあって病院にかかっていた。CTガイド下生検という細胞を針で抜き取って行う、細胞診の最終結果が昨日で出る予定だったので説明を聞きに同席したわけだ。結果はやはり「ホジキンリンパ腫」。これは悪性リンパ腫の一種で、日本人では悪性リンパ腫のうちの10%程度という非常に稀な部類の血液の癌である。血液の中のリンパ球に異常が発生して、リンパ節を言われる部分で腫瘤(しこり)を作る病気。がんと同じで、出来た腫瘤はほっておくと無秩序に増大して生命の危険を脅かすことになるので治療をしなければいけない。yuちゃんの場合は胸部の縦隔と呼ばれる、大動脈や心臓の集中する一番大切なところに出来た腫瘤であるため、息が苦しくなったり、高熱が出たりと目に見て分かる症状が7月の中ごろから続いていたのだ。
このホジキンリンパ腫は確定診断がなかなか難しく、特に縦隔にできると他の病気との判別が難しい。疑われたのは肺癌、リンパ腫、銃隔腫瘍、肉腫の4つだった。CTガイド下生検をしたのが7月の下旬であるから、それから1ヶ月近く診断にかかっているし、前の大学病院では手に負えないということで転院もした。
ただ、この4つの中ではいちばんましな病理診断結果、かつ、抗がん剤も放射線治療もかなりの効果が期待できて、根治の可能性が見込める病気。
抗がん剤は副作用があってかなりきついのは予想されるが、生きるためにがんばるしかない。当初は10月2日からの予定であったが、担当医の配慮で本日から治療が始められるようになった。つらいだろうけど、なにがなんでも、がんばるのだ。yuちゃん。
予定では8クールなので8ヶ月というかなりの長期間、その後に1ヶ月程度の放射線治療と長期間の闘病生活に入る。今はその治療に耐え、見事に根治した笑顔のyuちゃんの姿が見られることを祈らずにはいられない。
●今日の通勤
02分 藤沢着席
■今日の天気【- 9月25日(月)15時 - 辻堂】
天気:曇り 気温:24℃
その後、16時半の予定で築地にある「国立がんセンター中央病院」に僕だけお出かけ。このブログではまだ明かしていないので驚かれる方もいるかもしれないが、順を追って説明するとかなり長くなるのでそれは後日ゆっくり記述するにして、結論から言うと、義妹のyuちゃん(29)が「ホジキンリンパ腫」の疑いがあって病院にかかっていた。CTガイド下生検という細胞を針で抜き取って行う、細胞診の最終結果が昨日で出る予定だったので説明を聞きに同席したわけだ。結果はやはり「ホジキンリンパ腫」。これは悪性リンパ腫の一種で、日本人では悪性リンパ腫のうちの10%程度という非常に稀な部類の血液の癌である。血液の中のリンパ球に異常が発生して、リンパ節を言われる部分で腫瘤(しこり)を作る病気。がんと同じで、出来た腫瘤はほっておくと無秩序に増大して生命の危険を脅かすことになるので治療をしなければいけない。yuちゃんの場合は胸部の縦隔と呼ばれる、大動脈や心臓の集中する一番大切なところに出来た腫瘤であるため、息が苦しくなったり、高熱が出たりと目に見て分かる症状が7月の中ごろから続いていたのだ。
このホジキンリンパ腫は確定診断がなかなか難しく、特に縦隔にできると他の病気との判別が難しい。疑われたのは肺癌、リンパ腫、銃隔腫瘍、肉腫の4つだった。CTガイド下生検をしたのが7月の下旬であるから、それから1ヶ月近く診断にかかっているし、前の大学病院では手に負えないということで転院もした。
ただ、この4つの中ではいちばんましな病理診断結果、かつ、抗がん剤も放射線治療もかなりの効果が期待できて、根治の可能性が見込める病気。
抗がん剤は副作用があってかなりきついのは予想されるが、生きるためにがんばるしかない。当初は10月2日からの予定であったが、担当医の配慮で本日から治療が始められるようになった。つらいだろうけど、なにがなんでも、がんばるのだ。yuちゃん。
予定では8クールなので8ヶ月というかなりの長期間、その後に1ヶ月程度の放射線治療と長期間の闘病生活に入る。今はその治療に耐え、見事に根治した笑顔のyuちゃんの姿が見られることを祈らずにはいられない。
●今日の通勤
02分 藤沢着席
■今日の天気【- 9月25日(月)15時 - 辻堂】
天気:曇り 気温:24℃